2020年12月05日
東京マルイ 次世代HK416C Magnusチューン
本日は東京マルイ次世代HK416C Magnusチューンのご紹介です。
次にガスチューブを外します。
配線ジョイントコネクターも外してこれで準備OK。
あとは通常の次世代M4系同様フレームロックピンを外してアッパーとロアを前後にスライドさせて分解します。
次にダミーボルトパーツを外し、ストックを抜いてからバッファーリングを緩めます。
バッファーチューブを回しながら抜きます。
グリップエンドのネジを外しモーターを取り出し、グリップも外します。
グリップ基部にあるアンビ機構連結ギアを取り外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にしてメカボックス前方を持ち上げます。
今度は後方を持ち上げながらメカボックスを斜め上に外します。
この部分がマガジンから電源が供給される端子です。
端子がメカボックスに固定されているのでこれも外します。
あとは通常の次世代M4系のメカボックスと同じなのでメカボックスを開けます。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット次世代用」を組込ます。
ピストンは耐久性向上の為「SHS製 強化ピストン 次世代電動ガン M4/HK416対応」を使用します。
ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむし次世代M4用」を使用します。
「ORGA MAGNUSスプリング 次世代電動ガン用」を組込みバッファーチューブも組込みます。
マガジンキャッチを組込み、アンビ機構の連結ギアを組込みグリップを着けます。
次にフロント周りのチューンです。
2020年10月11日
東京マルイ次世代HK416C Magnusチューン
それでは作業に入ります。
次にガスチューブを外します。
配線の中間コネクター部から外します。
フレームロックピン(F)を抜いてアッパーレシーバーとロアレシーバーを前後にスライドさせて分解します。
ガスチューブの穴から配線を通しているのでこの時に配線がレシーバーに引っ掛からない様に注意しながらスライドさせて下さい。
次にチャージングハンドル一式を外しストックも抜いてバッファーリング緩めます。
バッファローリングを最後方まで回しスリングプレートも最後方までずらしバッファーチューブ回しながら外します。
グリップエンドネジを外し、モーターを取り出してグリップも外します。
グリップを外すとアンビ機構の歯車が出てくるのでそれも外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間に合わせメカボックスの先端を上に持ち上げます。
次に後方を上に持ち上げながらメカボックスをロアーレシーバーから抜き出します。
次世代HK416Cの特徴であるマガジンある給電機構の端子の配線固定ネジを外します。
端子固定ネジも外します。
あとは通常の次世代M4系メカボと同じ要領で開けます。
メカボックス内部パーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受の接着剤が乾いたら耐久性向上の為に「J-ARMAMENT 次世代電動ガン用 強化ギアセット」を使用します。
ベベルギアですが若干ギア音が大きいので純正のベベルギアを使用します。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプの「Magnusシリンダーセット次世代用」を組込ます。
ノズルは集弾性向上の為に「でんでんむし次世代M4用」を使用しシリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
メカボックスを閉じマガジン給電用の端子等も組み上げます。
グリップを始めその他のパーツも組み上げます。
次にフロント周りのチューンを行います。
2020年01月25日
東京マルイ 次世代 HK416デルタカスタム Magnusチューン
本日は東京マルイ製 次世代電動ガン HK416デルタカスタムの Magnusチューンをご紹介します。
東京マルイ デルタカスタムは米陸軍第1特殊部隊デルタ作戦分遣隊(通称デルタフォース)が使用しているHK416Dを再現し作られました。
今回はオーナー様のご希望でストック内にLipoバッテリーを収納し接続できる様に加工します。
本体端子セットを3本のネジを外し取り外します。
端子バーを引き抜きます。
バーを固定ピン(プラ)を抜いてケースから取り出します。
分解出来ました。
端子バーの下側の端を配線をハンダ付け出来る様に表面塗装をグラインダーやリューターで剥がします。
ハンダがより食いつきやすくする為に塗装を落とした部分に傷(溝等)をつけます。
その部分にテフロン配線をハンダ付けします。
ケースに戻しピンで固定します。
ストックに組み込みます。
先程取外した本体端子セットを分解します。
ケース部は下側と上側の2つから構成されています。
こんな感じでOK!
あとは配線を通す部分を削って確保します。
これを組込んでコネクターも付ければ完成です。
配線を右側に出したのでバッテリーは左側の空間に収納し、右側はコネクター部を収納しヒューズがあった部分を利用し配線を横断させます。
続いて本体をばらしていきます。
という訳で作業画像が飛びますが・・・
シリンダー周りを組み上げます。
「でんでんむし次世代M4用」
メカボックスを閉じロアレシーバーに組み込んだらメインスプリングを組込みストックパイプを組みます。
チャンバーを分解しインナーバレルとHOPアームを取り出します。
2019年10月13日
東京マルイ 次世代HK416Dデルタ リコイルウェイトオミット
本日は東京マルイ 次世代電動ガンHK416Dデルタのリコイルウェイトオミットと内部のオーバーホールを行います。
フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを前後にスライドさせて分解します。
メカボックス後部にアッパーのガタ防止パーツ(アッパーストッパー)が残るので無くさない様にしましょう。
次にバッファーチューブを外します。
配線のハンダを外しコネクター端子から外します。
バッファーリングを緩めます。
バッファーリングとプレートを最後方にずらしたら配線をかわします。
コネクター端子のネジを取り外します。
後部のバッファーチューブキャップを外すのですが
バッファーチューブキャップを外すとリコイルウエイトが取り出せます。
今回はバッファーチューブ内にLipoバッテリーを収納出来る様に配線を内部に通す穴を開けます。
リコイルウェイトを外すと純正スプリングガイドでは固定が出来ません。
バッファーチューブにスプリングガイドが組み込まれている状態です。
あとは通常通りメカボックスを取り出すためにグリップを外します。
グリップを外すとアンビ機構の連結ギアがあるので無くさない様にしましょう。
この部分のスプリングは無くしやすいので注意してください。
マルイのメカボックスを開けるにはトルクスレンチが必要となります。
メカボックスを開けて内部パーツを外し洗浄します。
スイッチを分解しバッファーチューブ内に配線を通す為、既存配線では若干短いので配線の交換をします。
軸受けは「ORGA 6mm軸受け 次世代用」を使用し
軸受けの接着剤が固まったらシム調整です。
必要な個所にグリスアップを行ったらメカボックスに各パーツを組込みます。
2018年12月16日
東京マルイ次世代HK416デルタ Magnusチューン
本日は先日発売された東京マルイHK416デルタカスタム ブラックのMagnusチューンをご紹介致します。
TANカラーは以前に発売されていましたが今回ブラックの発売を待って購入されそのままチューンを施します。
それでは早速作業開始です。
次世代M4系はチャージングハンドルがメカボックス側に付いてきます。
次にストックを引き抜きます。
次にLipoバッテリーを使える様にストックをミニコネ仕様にします。
これでLipoバッテリーが使用出来る様になりました。
次にバッファーリングを緩めます。
配線カバーを外し、配線のハンダも外します。
配線をバッファーリングとプレートから抜いて、バッファーチューブを回して外します。
次にリコイルウエイトのオミット作業を行います。
蓋を外すとバッファーチューブ内にリコイルウエイトが入っていますので取り出します。
リコイルウエイトを外すと純正スプリングガイドは使用出来なくなるので
先端にマイナスドライバーが使える溝があるのでしっかりと締め込む事が出来ます。
次にロアーレシーバーからメカボックスを取り出します。
最近のロットではセレクタープレートが変わりました。
メカボックスを開けます。
次にシム調整です。
シリンダ-は飛距離アップ効果のあるボアアップタイプのMagnusシリンダーセット次世代用を組込ます。
ピストンは耐久性向上の為SHS製 強化ピストン 次世代電動ガン M4/HK416対応を使用します。
次にメインスプリング(Magnusスプリング次世代用)を組込みバッファーチューブを取付けます。
Magnusシリンダー次世代用に入っているエンドキャンプですが向きが重要です!
アンビ連結ギアやグリップを付けてたらモーターです。
次にチャンバー周りのチューンです。
今回気が付いたのですがチャンバーがリニューアルされていました。
これが入っていると現段階の最新バージョンという事になります。
2018年11月17日
東京マルイ 次世代HK417 Magnusチューン
本日は東京マルイ製次世代HK417のMagnusチューンをご紹介します。
それでは作業を開始します。
ストックはレバー前側を下ろしながら引き抜きます。
この時に下ろし方が足りずに無理に引き抜くと端子が折れる事があるので注意して下さい。
今回はLipoバッテリーを使用する為にストックのLipoバッテリーストックin加工を行います。
次にバッテリー端子を固定している3本のネジを外します。
これでバッテリー端子が外せます。
次にストック内に組込まれているスティック状の端子を引き抜きます。
横からプラピンで固定してあるのでそれを抜きます。
スティック端子を取り出したら配線をハンダ付け出来る様に表面処理を削り落とします。
削ったっら、よりハンダ付けが強固になる様に溝を付けます。
この様に表面を削った所に溝を付けます。
その部分に配線をハンダ付けします。
端子をケースに戻します。
ストックに戻します。
バッテリー接点端子の改造です。
ストックに組込みミニコネを取付てLipoバッテリーストックin加工は完了です。
次にロア周りのチューンを行います。
ストックパイプのコードカバーを外します。
バッファーリングを緩めます。
配線のハンダを外し、配線をバッファーリングとプレートからカワしてストックパイプを回して外します。
次にグリップを外します。
グリップエンドのネジを外します。
これでグリップエンドが外れます。
次世代M4.HK416と共通のVer.2タイプの次世代専用メカボックスです。
マルイのメカボックスを開けるにはトルクスのT10サイズが必要となります。
ORGAではWera製の物を使っています。
メカボックスを開けます。
パーツ類を取り外し洗浄します。
オーナー様のご希望でPROMETHEUS EGハードギア 次世代電動ガン用 強化純正トルクタイプを使用します。
シム調整を行いグリスアップを行います。
シリンダーはORGAチューンのど定番!
ピストンも強化品のPROMETHEUS ハードピストン 次世代シリーズ New ver.2用を使用します。
ノズルもロングレンジチューンには欠かせないでんでんむし次世代M4系用を使用します。
これらのパーツをメカボックスに組込みます。
ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ず潤滑材を塗りましょう。
メカボックスをロアレシーバーに組込みグリップ等を取付けます。
次にフロント回りのチューンです。
2018年06月30日
東京マルイ 次世代HK417 アッパーレシーバー交換
本日のご紹介はは東京マルイ次世代HK417のアッパーレシーバー交換作業です。
こちらの銃、昨年ロアレシーバーを破損し交換しました。
と言う訳で今回はアッパーレシーバーを用意し交換を行います。
左右のこの部分が破損しています。
これが今回用意したアッパーレシーバーです。
まずハンドガードを外します。
次にガスチューブを前方向にずらしながら外します。
そしてバレルナットを緩めるのですがAR-15用レンチが使用出来ます。
そうしますとこの様にアウターバレルが外せます。
あとは逆の手順で新しいアッパーレシーバーにアウターバレル・ハンドガードなどを組上げていくだけです。
今回はハイダー部で弾当たりをおこしているとの事で対処法としましてインナーバレルを長くします。
チャンバーの分解方法ですが後部のフックを細めのマイナスドライバー等で広げながら外します。
後部パーツが外せたらHOPダイヤルをずらしておきます。
HOPアームピンの固定用Eリングを外すと諸々外せます。
次にインナーバレルを固定しているクリップを外します。
マルイの銃全般に言えるのですがチャンバーパッキンがインナーバレルとチャンバーに癒着して外せない事があります。
インナーバレルの根元辺りをドライヤー等で軽く温めるとグリスが溶けてインナーバレルが引き抜ける様になります。
万が一チャンバーパッキンが破損した場合はこちらよりお求め頂けますのでご安心下さいね!
インナーバレルを長いLEX05バレルに組替えてハイダー部の弾当たりも解消されました。
2018年06月02日
東京マルイ 次世代HK416D Magnusチューン
本日は大人気機種、東京マルイ次世代HK416D Magnusチューンのご紹介です。
余りにも有名なHK416のお話を少し・・・。
銃身の長さに応じて複数のバリエーションが存在している他、本銃の発展型として7.62x51mm NATO弾仕様としたH&K HK417が開発されている。半自動射撃機能のみとした民間向け型も開発・販売されており、使用弾薬を.22LR(22口径ロングライフル弾)としたスポーターモデルもライセンスを所得した別会社により開発されて販売されています。
またドイツのH&K本社で生産されている他、H&Kのアメリカ現地法人であるH&K Defence USA社によっても生産・販売され、同社が生産、納入、販売しているものにはHK416Dの名称が付けられています。
それでは分解を開始致します。
メカボに組込まれているチャージングハンドル等を外します。
ストックを外します。
バッファーリングを緩めます。
2本のネジを外し配線押さえを外します。
配線のハンダを外します。
バッファーリングとプレートから配線をかわします。
ネジを外しグリップエンドを外しモーターを取り出します。
グリップ奥にあるネジを外してグリップを外します。
グリップで押さえられているアンビ機構用のギアがるのでこれを外します。
マガジンキャッチとトリガロックピンを外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にします。
続いてメカボ後部を持ちあげる様にして前側にずらしながらメカボを取り出します。
メカボを取り出したらボルトストップ機構を外します。
メカボを開け内部のパーツを外します。
軸受けの接着剤が乾くまでの間にシリンダー周りを組上げます。
ピストンは耐久性向上の為SHS製 強化ピストン 次世代電動ガン M4/HK416対応を使用します。
ギアは純正ギアを使用します。
メカボを閉じたらタペットプレートスプリングを組込みます。
今回はすでにSBDが既存モーターに組まれていたので移植を使用しました。
テストドライブを行いロア周りは完了です。
次にチャンバーを取り出します。
チャンバーが抜けたら分解します。
2018年03月04日
東京マルイ 次世代HK416C Magnusチューン
本日は東京マルイ製次世代HK416C Magnusチューンの様子をご紹介させて頂きます。
実銃としてのHK416CはドイツH&K社が開発したHK416シリーズのショートタイプの銃です。
HK416Cフロント配線ですのでハンドガードの取外しから行います。
レール部が外れたらハンドガードを固定しているネジを外して、配線をハンドガード内に納めます。
ハンドガードを前方にスライドさせてハンドガード外します。
ジョイント部から配線を外します。
あとは普段通りにフレームロックピン(F)を外しアッパーとロアを分解します。
次世代M4系はチャーハンがメカボ側に残るのでバラバラにならない様に注意して外します。
ストックを引き抜きバッファーリングを緩めます。
バッファーリングを緩めたらバッファーチューブを反時計回りに回して外します。
次にグリップエンドを外してモーターを取出し、グリップも外します。
次世代HKシリーズはアンビの為グリップ根元にアンビ機構用ギアがありますので無くさない様にして下さい。
トリガーロックピンとマガジンキャッチを外します。
これでメカボックスを取り出せます。
今度はメカボックスのリア側を持ち上げながら前方向にずらしすとメカボックスが取り出せます。
メカボックスはM4やHK416D等と同じですが一点違う部分が・・・。
次世代HK416Cの特徴であるマガジンから電源を供給できるシステムがありその為にメカボックスの前部分に電源供給用の端子が付いてます。
この端子を固定する為のネジ穴が開いてるのが416C用メカボックスの特徴となります。
というわけでメカボを開ける前にこの端子を外しておきます。
次にボルトストップ機構を外します。
ギアは耐久性抜群で精度も申し分ないJ-ARMAMENT 次世代電動ガン用 強化ギアセットを使用します。
次にギアのグリスアップです。
タペットプレートは摩耗していましたので交換致します。
次世代M4系やSCAR系はメカボを閉じた後にタペットスプリングを入れます。
次にオーナー様のご意向によりリコイルウェイトを取り外します。
蓋を外しますともう一つあるのでこれも回して外します。
これでリコイルウエイトを外せます。
ウェイトを外しますとスプリングガイドが無くなりますのでBIG-OUT BOS スプリングガイド 次世代 HK416C専用を使用します。
この様にスプリングガイドを組んだら後部のパーツも組直してバッファーチューブ部は完了です。
これでロア部分を組んでいきます。
グリップも組付けます。
モーターを組込んで外した配線を繋ぐとテストドライブが可能に!
次にフロント周りのチューンに入ります。
2017年12月23日
電動ガン 東京マルイ 次世代HK416デルタカスタム Magnusチューン
本日は東京マルイ次世代HK416デルタカスタムのMagnusチューンのご紹介です。
つい先日同機種の耐久性向上チューンのご紹介をしたばかりですので分解方法はそちらをご参考にして下さい。
耐久性向上チューンの記事はこちらです。
と言う訳でメカボを取り出した所からご紹介致します。
メカボを開けてパーツを全て外しパーツクリーナーで洗浄します。
シリンダーは飛距離向上の為ボアアップタイプのMagnusシリンダーセット次世代用を使用します。
ピストンはSHS製強化メタルTeethピストンを使用します。
ここでお問合せの多いMagnusシリンダーセット次世代用の組込み方法を詳しくご説明させて頂きます。
下のシルバーのパーツは「ガイド」と言いましてそこにネジを差し込みます。
次にネジにプラスドライバーを合わせピストン内にガイドを差し込みます。
そしてピストンヘッドを取付けます。
次に黒いハット状のパーツですがこれはスプリングを差し込む前に入れても構いません。
次にシリンダーヘッドの組込み方もご説明します。
シリンダーヘッドは純正品を使用します。
そのままではエアー漏れを起こすので水道用シールテープを巻きつけます。
巻き数は4~5巻程度でOKです。
これをシリンダーに押し込みシリンダーからはみ出た部分はカッター等で切り取ります。
シリンダー内とノズルの差し込み口にグリスアップを行い組上げます。
これでシリンダー周りは完了です!
ORGAの軸受けを使用した場合スパーギアの下側の軸が長い場合がございます。
軸受け内、ピストンレールやタペットプレートレールなど摩擦が発生する場所はグリスアップを行います。
メカボ閉じればメカボのチューンは完成です。
メカボをロアに組込みグリップを取付けます。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
バッファーチューブを組込みますがバッファーリングがはまるネジ山にネジロックを塗っておきましょう。
モーターを組込んでストックを付ければテストドライブが出来ます。
そしてフロント周りのチューンです。
前回も触れましたがこの銃やはりイケてます!
2017年12月10日
電動ガン 東京マルイ 次世代HK416デルタカスタム 耐久性向上チューン
本日は東京マルイ次世代HK416デルタカスタムの耐久性向上チューン&リコイルオミットのご紹介です。
人気の次世代HK416シリーズにTANカラーが登場!
でもデルタカスタムって何?と思われた方に解説を少々・・・。
米陸軍の特殊部隊である「デルタ・フォース」が使用しているHK416の仕様を東京マルイがリサーチを行い、「HK416 デルタカスタム」として再現した次世代電動ガンです。
特徴的としましてはガイズリータイプのハンドガードや、色調の異なるTANカラー5色のパーツが使われている事などが挙げられます。
TANカラー好きにはたまらない1丁ですね!
今回は分解方法を少し詳しくご紹介させて頂きます!
メカボの上に乗っているチャーハン類を外します。
端子のこの部分が破損するので必ずピン自体を引っ張りながら外しましょう!
次はバッファーリングを緩めます。
そしてバッファーチューブの配線カバーを外すのですが少し細目の+ドライバーでネジ頭を舐めない様に気を付けながら回して下さい。
カバーが外れたら端子のハンダ付け部分の配線を外します。
ハンダが外れたら配線をバッファーリングとプレートから抜き取ります。
これでバッファーチューブを反時計回りに回すとバッファーチューブが外れます。
バッファーチューブが外れたらリコイルオミット作業に入ります。
エンドキャップが外れたら内部のウェイトが取り出せます。
次はスプリングガイドの交換です。
そこでグラつかない固定されたスプリングガイドが必要になる訳です。
そのままでは回転止めの突起部分が干渉するのでグラインダー等で削り落とします。
これでOK!
そしてM5の皿ネジを用意ます。
これでウェイトシャフトが無くてもスプリングガイドがグラつく事はございません。
次にメカボ内の耐久性向上チューンを行います。
グリップを外した時にアンビ機構のパーツが出てくるのでこれも忘れず外して下さい。
そしてマガジンキャッチとトリガーロックピンを外します。
これでロアからメカボを取り出せるのですが取り出し方に少しだけコツがございます。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間に合わせてメカボの先端を上に持ち上げます。
この時ボルトストップボタンが外れるので落とさない様にして下さい。
次にメカボ後部を持ち上げながら前方向にずらしていくとメカボが取り出せます。
メカボが取り出せたらメカボ内のチューンに取り掛かるのですが、ここで私が使用しているメカボを開けるドライバーを紹介します。
次はお馴染みのVESSSELのプラスドライバーP2サイズです。
上記の3種類があると次世代M4系メカボは開ける事が出来ます。
まず細いドライバーを使いボルトストップ機構のパーツを外していきます。
予備パーツともしてお持ち頂ければ安心ですね。
ボルトストップ機構のパーツが外れたらトルクスドライバーT10とプラスドライバーP2を使ってメカボを締めているネジを外しメカボを開けます。
メカボ内のパーツ類を外しパーツクリーナーを使って洗浄します。
次世代HK416での破損し易いメカボ内パーツを交換します。
・PROMETHEUS EGハードギア 次世代電動ガン用 強化純正トルクタイプ
・SHS メタルTeethピストン 次世代M4系用
軸受けを接着し接着剤が乾いたらシム調整を行います。
またシム調整のコツもUPしておりますのでご覧ください。
シム調整が終わったらギアにグリスアップを行っておきます。
ピストンを交換する為にピストンヘッドを取り外さなければなりません。
するとこの様にプラスネジの頭が出てくるのでこれを緩めていくとピストンヘッドが外せます。
エンドミルでなくても、とにかくホジホジしてネジの頭を出せればOKです。
ピストンヘッドを強化ピストンに組込みました。
各部グリスアップを行いメカボ内パーツを組込みます。
メカボを閉じます。
メカボをロアに組込んでバッファーチューブ等やグリップも組みます。
モーターはORGAチューンでは定番となってきている東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用します。
モーターを組込んだらロア周りが完成でテストドライブを行います。
今回はアッパー周りはそのままでチャンバー等のチェックのみですのでその様子は省略します。
2017年10月01日
東京マルイ次世代HK416D Magnusチューン
本日は東京マルイ次世代HK416D Magnusチューンのご紹介です。
今回のMagnusチューンの他にリコイルウェイトのオミットを行います。
過去にも次世代HK416のチューンをご紹介しておりますので詳しい分解の方法はこちらよりご覧ください。
それではリコイルウェイトのオミット作業をご説明させて頂きます。
エンドキャップを外します。
ネジロックで固定されているのでヒートガン等で温めると簡単に回る様になります。
エンドキャップが外れると中からウェイトが出てきます。
ウェイトを外すと純正スプリングガイドは不安定になるので使用しません。
G&PスプリングガイドVer.2用のスプリングガイドの回転防止用の突起を削り落として使用します。
バッファーチューブの中側からM5皿ネジでスプリングガイドを固定します。
振動で緩まない様にネジロックも忘れずに!
エンドキャップを組めばリコイルウェイトのオミット作業は完了です。
次にメカボのチューンに入ります。
メカボ内部のパーツを外してパーツクリーナーで洗浄します。
スイッチASSYも分解して洗浄・グリスアップを行います。
軸受けの接着剤が固まったらギアのシム調整を行います。
スパーの下シムの厚さによりますが下側のギア軸がメカボから飛び出る場合があります。
そこが飛び出るとセレクターレバーの内側のカムと干渉し、セレクターレバーが回しづらくなる場合があります。
そこで下側のギア軸を削って短くします。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではWAKO'Sのビスタックという粘度が高いグリスを使用しています。
粘度が高いのでギアの回転でグリスが飛ぶ事を極力抑え短期間でのグリス切れを防ぎます。
タペットプレートが摩耗していたのでマルイ純正次世代M4系用タペットプレートに交換します。
社外品も出ておりますがマルイ製の場合は純正品がトータルで考えると一番だと思います。
摩耗に関しましてはグリスを塗る事でだいぶ防げます。
ちなみにタペットプレートが摩耗しますと給弾不良の原因となります。
メカボをロアに組込みグリップも取り付けます。
ストック周りを組みモーターも組込めばテストドライブが可能です。
Lipo7.4vでMagnusスプリング使用時でも気持ちイイトリガーフィーリングです!
次にフロント周りに取り掛かります。
インナーバレルやHOP周りを分解します。
2017年06月04日
次世代HK416Dデブグル Magnusチューン
この銃には、やはりドットサイト系を載せたいですね~!
こちらが東京マルイ製次世代HK416Dデブグルです!
SHS製メタル歯ピストン 次世代M4用を使用しましたがプロメテウス 次世代M4用 ハードピストンでもOKです!
メカボを閉じようとしたら配線を交換し忘れていた事を発見^^;
バッファーチューブ内にバッテリーを収納出来る様にする為、純正配線では短いのでテフロン配線に変更し長くしました。
バッファーチューブ内のウエイトを外し、配線を中に通す穴を設けVer.2用スプリングガイドを加工し固定しました。
詳しい方法はこちらよりご覧に頂けます。
メカボをロアに組込みスプリング、バッファーチューブを組込みます。
この様に配線をバッファーチューブ内に通します。
これでロア周りのチューンは終了です。
続いてチャンバー周りのチューンです。
チューン内容は下記の通りです。
Magnusバレル6.23mm 182mm
DIMENSIONフラットHOP
これらを組込み初速調整やロングレンジでの弾道をチェックし作業は完了となります。
2016年12月11日
電動ガン 東京マルイ 次世代HK417D Magnus
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日は東京マルイ 次世代HK417DのMagnusチューンのご紹介です。
実銃としてのHK417はイラクやアフガニスタンにおいて、対テロリズム戦などでの7.62mmライフルの有用性が再評価されたことを受けて、H&K社が5.56x45mm NATO弾を使用するHK416(HKM4)の口径拡大型として開発されたものです。
使用弾の他、ハンドガードの固定用ねじが一つから二つに増やされているのが特徴となっております。
HK417Dの「D」とはH&Kのアメリカ現地法人であるH&K Defence USA社によっても生産されたものに「D」の名称が付けられています。
それでは作業開始です。
フレームロックピンを外しアッパーとロアを分解します。
ストックを外しバッファーチューブの配線カバーを外しバッファーリングも緩めます。
ハンダ付けしてある配線端子と配線を外します。
バッファーリングとプレートから配線をかわしロアからバッファーチューブを外します。
グリップを外してメカボを取り出します。
メカボはHK416・M4系と同じですね。
従ってメカボ内部パーツも共通です。
メカボ内パーツを外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為ORGA 軸受け6mm次世代用を使用します。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
シリンダーヘッドの組込みですがMagnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用しシリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンはSHS製次世代M4用メタル歯ピストンを使用します。
こちらのピストンはメタル歯を本体と接着してからのご使用をお勧め致します。
詳しい接着方法はこちらよりご覧に頂けます。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
このノズルは先端が特殊な形状となっており、チャンバー内で毎回同じ位置にBB弾がセットされる事によりBB弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー周りとギア等、メカボ内パーツを組み上げます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じロアに組込みます。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
バッファーチューブとグリップも組込みます。
次世代HK417はサマリウムコバルトモーターは標準搭載ですね。
これにスイッチ接点保護の為にSBDを組込みます。
SBDを取付けたモーターを組込みます。
ストックを加工しLipoバッテリーを使用出来る様に致します。
ヒューズを外し、端子部の固定ネジ3本を外して端子棒を取り出します。
端子棒にテフロン配線を直接ハンダ付けし配線の先にミニコネクターを付けます。
ストックをバッファーチューブに組込みます。
これでLipoバッテリーをストックに収納し、コネクターを繋げばテストドライブが出来、ロア周りのチューンは完了です。
チャンバーを取り出します。
HK417のチャンバーはHK416やM4系の物とは少し形が違います。
インナーバレルとHOP周りをバラします。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
HOPラバーはHOPアームに接着し、ずれない様にします。
チャンバーにインナーバレルとHOPを組込み、ノズルが入る部分から覗き込みHOPを下してきてHOPが水平に降りてきてるかチェックして下さい。
これらを組み込んで初速の調整です。インナーバレル長で初速の調整を行います。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回はバレル長182mmで調整しました。
初速調整が終わったら室内での作業は終了となり、屋外でロングレンジでの試射を行い弾道や飛距離のチェックをし作業は完了となります。
HK417に搭載する光学機器と言えばやはりスコープですよね!
各種スコープはこちらよりご覧下さい。
2016年08月14日
東京マルイ 次世代HK416D DEVGRU電動ガン Axisチューン
先に、先日12日にご報告しました、弊社Webshopのログイン障害の方、復旧致しましたので、ご連絡させて頂きます。
会員の皆様にはご不便お掛け致しまして大変申し訳ありません。
現状、通常通りORGA Webshopの方、ご利用頂けます。
また、弊社15日までお休みとなっており、営業再開の16日はこの連休で頂きましたご注文の発送に追われることが予想されます。量によっては、スタッフ総出で発送業務を行っても全てのご注文が16日中に発送できない場合も御座います。
発送は、ご注文頂いたタイミング順に対応しておりますので、連休明けのゲーム等で必要なパーツが御座いましたらお早目にご注文頂ければと思います。
本日は大変人気のある東京マルイ製次世代HK416D DEVGRUカスタムのAxisチューンのご紹介です。
それでは作業開始です。
フレームロックピン(F)を抜いてアッパーとロアを分解します。
バッファーリングをゆるめます。
配線カバーのネジを外しカバーを取ります。ハンダで配線を外します。
バッファーリング等から配線をかわしてバッファーチューブを外します。
グリップエンドのネジを外しモーターやグリップも取り外します。
マガジンキャッチやトリガーロックピンも外します。
グリップの根元にアンビ機構のギアがあるのでこれも取り外します。
メカボ前方を持ち上げながらボルトストップを外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にしてメカボ後方を持ち上げながら前にずらすとメカボが取り出せます。
これよりメカボ内のチューンを行います。
メカボを開けます。
メカボ内パーツを取り外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けはORGA 6mm軸受け 次世代用を使用します
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
詳しい組込み方のコツはこちらよりご覧ください。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnusシリンダーセット 次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
詳細な組込み方法はこちらよりご覧ください。
ピストンも耐久性向上の為に次世代電動ガン M4対応 SHSメタルピストンを使用します。
このピストンはメタル歯の引掛りが弱い為接着をしましょう。
接着方法はこちらよりご覧ください。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じます。
メカボをフレームに組込みます。
スプリングはAxisスプリング次世代用を使用します。
最近はカスタムの定番となってきました東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護を手軽に可能にしたSBDの組込みです。
ストックをLipoバッテリーが使える様に端子に直接テフロン配線をハンダ付けし、ミニコネクターを付けます。
ストックの左側にLipoバッテリーを収納出来るように干渉する部分を削ります。
これで左側はバッテリーを、右側はミニコネ端子を収納出来ます。
ストックをハメてテストドライブを行います。
モーター位置調整も行いロア周りのチューンは終了です。
続いてフロント周りのチューンです。
チャンバーを分解します。
インナーバレルはAxisチューンとの相性が良いMagnusHDバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
これらを組み込んで初速の調整です。
初速は同じ条件の場合はインナーバレルが短いと初速は低く、長いと高くなります。
今回はバレル長260mmで調整しました。
これで室内作業は終了し、ロングレンジ試射を行い弾道をチェックすればチューン作業が完了となります。
2016年06月13日
東京マルイ 次世代HK416C Magnusチューン
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日は発売されて間もない注目の的である東京マルイ製次世代HK416C Magnusチューンのご紹介です。
HK416Cは前方配線なのでハンドガードを外します。このネジを外せばハンドガードは外す事が出来ます。
ガスチューブと配線のジョイントを外します。
ここから先はHK416Dと同じ方法で作業が出来ます。フレームロックピン(F)を外してロアとアッパーを分解します。
チャージングハンドルやダミーボルト周りを外します。
バッファーリングを緩めバッファーチューブを外します。
HK416Dと違いスプリングガイドがリコイルウェイトと一体になっているのがHK416Cの特徴です。
この構造ですとリコイルウェイトをキャンセルするのは難しいですね。
グリップやマガジンキャッチなどいつものパーツを外しメカぼを取り出しメカボ内のチューンを行います。
メカボ自体はHK416Dと同じですがマガジン用接点が固定されているネジ穴が追加されているだけですね。
ここの端子もHK416C独自のパーツとなります。
マガジン内にバッテリー収納が出来るマガジンを使用する時にここが接点となります。
ちょっと見づらいですが赤丸の奥に端子固定用のネジがありますのでこれも外しておきます。
メカボを開けます。
耐久性向上の為にORGA 6mm軸受け次世代用を使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
詳しいMagnusシリンダーの組み込み方はこちらに詳しく掲載しております。
ピストンはSHS製メタル歯ピストン次世代M4用を使用します。
このピストンは接着をしてからのご使用をお勧めします。
接着の方法等はこちらよりご覧ください。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボ内の外したパーツを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じてメカボ内のチューンは終了です。
メカボをロアフレームに戻しMagnusスプリング次世代用を組みます。バッファーチューブも組み込みます。
グリップを付けモーターはセミのレスポンス向上の為に東京マルイサマリウムコバルトモーターとスイッチ接点保護の為にSBDを組み込みます。
これで外した配線を一旦取り付ければテストドライブが可能です。モーター位置の調整も行いセミ・フルと快調に動いています!
次はフロント周りのチューンに入ります。
チャンバーをばらしバレルやHOPを取り出します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です
HOPとインナーバレルをチャンバーに組み込んでアッパーとロアを組み上げ初速調整です。今回はインナーバレル長195mmで調整しました。
初速が決まれば室内での作業は終了です。
ロングレンジ試射を行って弾道等のチェックをしてチューンは終了となります。
2016年06月11日
電動ガン 東京マルイ 次世代HK416D修理
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
本日は2年ほど前にMagnusチューンを施した東京マルイ次世代HK416Dの修理内容のご紹介です。
分解やカスタムの様子は過去記事のこちらよりご御覧頂けます。
今回は動かなくなったとの事で持ち込まれました。
バッテリーを繋いで回してみるとギアは回って様子でガラガラと異音がしてるがピストンは動かない状態でした。
ピスクラかギアクラッシュであろうと予想し内部を開けました所、ピストンが動かない原因はピスクラでした。
メタル歯が本体から外れていました。接着はしていても二年以上使用しているとやはり壊れる時は壊れますね^^;
新品のSHS製メタル歯ピストン次世代M4を再度組み込みです。
もちろん歯の部分は接着してます。接着の様子はこちらでもご紹介しています。
こちらのセクターギアも歯が一か所欠けていました。一枚程度の歯欠けでは動かない原因ではないですが、もちろん新品のギアに交換します。
その他はMagnusピストンヘッド用Oリングとタペットプレート次世代M4用を交換致しました。
全て組直し初速をチェックしました。ロングレンジ試射に持っていき弾道をチェックしたら完成です。
2016年05月23日
東京マルイ次世代HK416Dデブグル電動ガン
昨日のサバゲーはどうでしたか?天気も良く最高のサバゲー日和だったのではないでしょうか?
弊社の方も季節柄、電動ガンのカスタム依頼や修理などの依頼が冬場に比べると圧倒的に多くなって来ております。
特に、役2ヶ月ほど在庫を切らしておりました、ORGAカスタム定番のメタルピストンが大量に再入荷した事から、お待ち頂いておりましたカスタム作業に日々終われております。。
先日入荷しましたメタルピストンですが、取り急ぎ第1便として200個くらいしか無く、既に残80個程になってしまっておりますが、6月中旬過ぎには、3000個程入荷する予定ですので、暫く大丈夫そうです。
メタルピストンはこちら
さて、本日は、大変人気のある東京マルイ製次世代HK416DデブグルのMagnusチューンのご紹介です。
それでは作業に入ります。フレームロックピン(F)を外しアッパーとロアをばらします。
チャージングハンドルやブローバックシステムを外します。
バッファーリングをレンチを使って緩めます。
次世代M4系用レンチはこちらです。
配線カバーのネジを外しカバーを取ります。
端子のハンダを外し配線を外します。
バッファーリングとプレートから配線をかわし、バッファーチューブを取ります。
グリップエンドのネジを外しモーターを取り出し、グリップも外します。
矢印の歯車がアンビ機構に連結しています。
HK416はこの機構があるので電動ガンM4用グリップには変更出来ません。
かならず次世代HK416用のグリップを使用して下さい。
マガジンキャッチ・トリガーロックピンを外します。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間にし、メカボの前側を上げボルトストップを外します。
続いてメカボ後方を持ち上げながら前方向にメカボを取り出します。
これでメカボが取り出せました。
次にメカボのカスタムに入ります。
メカボを開けます。
ここで使われているシリンダーは加速ポート付きシリンダーになります。
FULLシリンダーと加速ポート付きシリンダーの違いにつきましてはこちらでご説明しております。
メカボ内パーツを取り外しパーツクリーナーで洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為、ORGA次世代用軸受けを使用致しました。
軸受けの組込み方のコツはこちらよりご覧頂けます。
続いてシム調整を行います。スパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗り延ばしましょう。
今回はバッファーチューブ内に配線を通すのでそのままでは短い為テフロン配線に交換します。
テフロン配線はこちらです。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンは耐久性向上の為にSHS製次世代M4用メタル歯ピストンを使用します。このピストンは歯と本体の接着をお勧めします。
詳しくはこちらよりご覧下さい。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばし、シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。そしてメカボを閉じます。
メカボをフレームに納めます。
続いてバッファーチューブの加工に入ります。
バッファーチューブの蓋を緩めます。ネジロックで固定されているのでヒートガン等で温めると簡単に回ります。
蓋を取るとウェイトが外せます。
真ん中のネジを外してバッファーチューブ後方の端子を外します。
配線を通す穴を開けます。ORGAではフライス盤を使って開けています。
円形でも配線を通すだけなので大丈夫なんですが、配線に負担が掛からない様に細長い穴を明け、角は面取りしておきます。
純正スプリングガイドはウエイトから出ているステーに差し込む様になっているので、ウェイトを外すとスプリングガイドが固定出来ません。そこで従来電動ガンVer.2用のスプリングガイドを使用します。
今回はG&P製Ver2用スプリングガイドを使用しました。
バッファーチューブに干渉するので耳は切り落とします。
M5の皿ネジをでバッファーチューブ内からスプリングガイドを固定します。
これでスプリングガイドがしっかり固定出来ました。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
バッファーチューブを組みこみます。
配線はこんな感じでバッファーチューブ内に通します。
長さを合わせ先端にミニコネを付けました。
これでバッファーチューブ内にLipo7.4vスティックタイプが入ります。
モーターはセミのレスポンスが抜群の東京マルイサマリウムコバルトモーターを使用します。
スイッチ接点保護の為にSBDも組込みます。
これらを組み込んでテストドライブです。
Magnusスプリングを組み込んでもサマリウムコバルトモーターのおかげでセミの切れは抜群です!
SBDも組み込んでるのでスイッチ接点の焼けも気になりません。
フロント周りのチューンに入ります。
チャンバーをバラします。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え、それにより弾道が安定します
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
多くのチャンバーにカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けますがこれに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
DIMENSIONフラットHOPをHOPアームに接着します。接着をしないと使用している間にずれてしまう事があるので接着は必須です。
バレルとHOPをチャンバーに組込みHOPを掛けていきHOPが水平に降りてきてるかチェックをします。HOPアームのの精度に因ってHOPが水平になってない場合があるのでお気をつけ下さい。
これらを組込みアッパーとロアを組んで初速チェックです。流速の場合はHOPを掛けていくと初速が上がるのでこれを考慮し初速を決めましょう。今回はバレル長190mmで調整しました。
ロングレンジ試射を行いカスタムは終了となります。
2016年03月28日
次世代HK417電動ガン Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
ORGA 電動ガンカスタムに関して
ORGAでは電動ガン、ガスブロ、トレポンなど日々カスタム作業に従事しています。
簡単ではありますが、カスタムについてのページを作成しておりますので、ご覧ください。
今回は東京マルイ製次世代HK417のMagnusチューンのご紹介です。
いつもの様にフレームロックピンを外してアッパーとロアを分解します。
次世代M4系は全てチャージングハンドルやダミーボルトの部分がばらけやすいので気をつけましょう。
バラバラになると元に戻すのが大変ですので^^;
まずストックを外すのですがレバーの先端部を下にレバーを下げながら外して下さい。
しっかり下げながら外さないと端子が破損する可能性があるので気をつけましょう。
バッファーチューブの配線カバーをネジを2本緩めて外します。
配線のハンダを外してバッファーリングも緩めます。
画像にはありませんがバッファーリングとプレートから配線をかわしてバッファーチューブを緩めて外します。
次はグリップ周りを外します。
グリップエンドのネジを外しモーターを取り出しグリップを外します。
グリップが刺さる部分に歯車があるのですが、これがアンビ機構をになります。
アンビ機構の歯車はグリップで固定されています。
HK416DとHK417はこのアンビ機構があるので通常のグリップは使用出来ませんのでご注意下さい。
トリガーロックピンを外してボルトストップを外してメカボを取り出します。
メカボ自体は次世代M4や次世代HK416と共用です。
メカボを開けます。
軸受けは耐久性向上の為にORGA次世代用軸受けを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らなかったり斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、
セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
高粘度グリスですのでギアの回転によりグリスが飛んでグリス切れになるのを最大限に防いでくれます。
方法はビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
ピストンは耐久性向上の為にSHS製次世代M4用ピストンを使用します。
このピストンはメタル歯なので歯自体は固いのですが、本体に固定するツメの引っ掛かりが小さい為に破損し歯の部分だけが後ろ側に抜け出てしまいます。
そこで接着をして補強が必要です。
詳しくはこのブログでご紹介しておりますのでご確認下さい。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセット次世代用を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
この工程もブログにありますのでご参照下さい。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむし次世代M4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により
弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
シリンダー内とノズルの内側にグリスを薄く塗り伸ばします。
シリンダー周りを組み上げます。
ノズルの先端を指で押さえピストンを前後させて気密漏れがないかチェックします。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
メカボを閉じます。
この状態でテスターでトリガーを引き通電確認をしておくと、フレームに組んでから通電しない等のトラブル回避が出来ます。
フレームに組込ます。
スプリングはMagnusスプリング次世代用を使用します。
バッファーチューブ周りやグリップ等を組みます。
HK417はサマリウムコバルトモーターを標準搭載ですのでハイレートスプリングでもストレス無く引く事が出来ます。
次にストックにLipoバッテリーを使用出来る様に加工します。
コネクター端子部を全て外してストック端子に直にテフロン配線をハンダ付けし、ミニコネクターを付けます。
これで左側のスペースにLipo7.4vのスティックタイプが収納出来ます。
次世代では各パーツの耐久性の問題で11.1vのバッテリーは使用しない方が良いです。
これでテストドライブを行います。
次にチャンバー周りのカスタムを行います。
チャンバーを外しHOP周りとインナーバレルを外します。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑えます。
それにより弾道が安定します。
面HOPはORGA DIMENSION フラットHOPを使用します。
ラバーのカット無しで使用出来るので簡単に組み込む事が出来ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
ラバーは接着して使用します。
これより使用中にラバーがずれて事を防ぎます。
これらを組み込んで初速調整を行い室内での作業は終了となります。
ロングレンジ試射を行い弾道をチェックしカスタムは終了です。
2016年01月18日
電動ガン VFC HK416C Magnusチューン
ORGA AIRSOFT TAKAです。
本日日中にTERUの方が、CELOCIUS AKM に関しましての記事をUPさせて頂いておりますので、気になっているお客様はAKMの記事もご覧ください。
さて、本日はVFC製HK416CのMagnusチューンのご紹介です。
それでは作業に入ります。
ハンドガードを外す為にフロントサイトを外します。
マイナスドライバーで軸部分のネジを外すとフロントサイトは外れます。
配線のT型コネクターをハンダで外します。
ハンドガードを固定しているボルトを外すとハンドガードが外れます。
続いてフレームロックピン(フロント)を外しアッパーとロアを分解します。
作業の邪魔になるのでストックは外しておきます。
今回はストックパイプは外さなくても大丈夫なのでそのままです。
モーターやグリップを取り外します。
ボルトストップ、マガジンキャッチ、トリガーロックピン、フレームロックピン(リア)を外します。
これでメカボが取り出せます。
メカボを開けます。
メカボのパーツを外しメカボ等を洗浄します。
軸受けは耐久性向上の為、ORGA SUS軸受け8mmを使用します。
軸受けを差し込むメカボの穴は接着剤カスやグリス、鉄粉など残らない様に綺麗に落としてください。
これをしないと軸受けが奥までしっかり入らない場合や斜めになってしまいます。
軸受けは奥まで水平に押し込み接着します。
ギアはセミの切れを重視し通常のピストンが使用可能なCORE製100:300強化ギアを使用します。
給弾不良対策の為セクターチップも組込みます。
続いてシム調整です。
シムはスパーの下がメカボに擦らない程度に薄めの物を選択し、セクターとベベルの下はスパーに擦らない物を選択します。
上のシムはメカボを閉じてネジを数本絞めてクリアランスをチェックします。
スパーのクリアランスは0.05~0.1mm程度、セクターとベベルは0.05~0.2mm程度でも大丈夫です。
メカボを閉じてネジを数本絞めて指でセクターを回した時に抵抗無くカラカラと回るのが理想です。
次にギアのグリスアップです。
ORGAではギアのグリスはWAKO'Sビスタックという高粘度グリスを使用しております。
ビスタックをギアの歯の部分に少量吹き付け筆で薄く延ばします。
中華銃のメカボを開けるとグリスがギアの辺りにドバっと付着している事がありますが、
そういうグリスの塗り方は返ってギアの回転の負荷となりますのでキチンと塗りましょう。
シリンダーはボアアップのMagnsuシリンダーセットVer2~Ver6を組込ます。
シリンダー内のエアー量が増えますと飛距離アップに繋がります。
Magnusシリンダーには既存のシリンダーヘッドを使用します。
シリンダーヘッドの周りにシールテープを4~5巻きしシリンダーに押し込みます。
はみ出たシールテープはカッター等で切り落として下さい。
ピストンは耐久性向上の為にJA製14歯メタルTeethピストンを使用します。
ハイレートスプリングにはメタルTeethピストンの組み合わせがベストです。
弱いレートのスプリングではさほど負担が掛からないのでプラTeethのピストンでも大丈夫ですが、高いレートのスプリングを使用する場合は耐久性のあるメタルTeethのピストンを使用しましょう。
このピストンは耐久性とコストパフォーマンスに優れ、14歯となっており、通常のサイクルでもハイサイクルでも使用が出来ます。
ピストンを交換した際はメカボ内でピストンが負荷なく動くか確認が必要です。
ノズルは集弾性向上の為にでんでんむしM4用を使用します。
先端の特殊形状が、チャンバー内に毎回同じ位置にBB弾をセットする事により弾の回転数が安定し集弾性向上に繋がります。
VFC製のタペットプレートは強度が弱く破損する事があるのでGUARDER ガーダー Ver.2 タペットプレートに変更致します。
GUARDERのタペットプレートは強化タイプですので耐久性があり、精度も良いです。
これでシリンダー周りを組み上げます。
メカボにカットオフレバーやセレクタープレートを組んで、ギア周りとシリンダー周りも組込ます。
ギアの軸、ピストンレール、タペットプレート周りなど摩擦が発生する部分には必ずグリスを塗りましょう。
スプリングはMagnusスプリングを使用します。
VFCのスプリングガイドはベアリング部の厚さがあるのでスプリングに因っては引ききれない場合がございます。
その場合はベアリング部を取り外すか、別のスプリングガイドに交換される事をオススメ致します。
メカボを閉じます。
メカボをフレームに組んでグリップやモーターを組み込みます。
この状態で一旦端子をハンダ付けしテストドライブです。
モーター位置の調整もここで行います。
問題なく駆動しましたのでマガジンキャッチやボルトストップを組んでロア周りは完了です。
次にチャンバーを取り出してフロント周りのチューンです。
インナーバレルはMagnusチューンの定番Magnusバレルを使用します。
ワイドボアのバレルは内壁にBB弾が当たり回転を乱す事を最小限に抑え弾道が安定します。
HOPは面HOPの電気なまず「辛口」を組込ます。
こちらも弾道を安定させる必須パーツとなります。
通常のHOPはBB弾が通過する際に点でHOPを掛けます。
これに対し面HOPは線でHOPを掛けるのでBB弾の回転数が安定します。
これでチャンバー周りを組んで初速調整です。
初速調整はバレル長で調整します。
今回は170mmで決定です。
チャンバーパッキンですが純正ではなく、他社のパッキンに交換した場合、初速が不安定になる事があります。
その場合は純正パッキンに戻してお試し下さい。
室内の作業が終わったらロングレンジ試射を行い弾道チェックで作業は終了です。